マトンが只見で食べられるワケ。

 只見名物はいろいろありますが、その中の1つ「味付けマトン」をご存知の方も多いはず。この度おつまみマトンをメーデルリーフから発売しました。

以前、只見町観光まちづくり協会で販売していた「おつまみマトン」をパッケージリニューアルして再発売です。

 味付けは只見のマトン焼きそのままに、レトルトパックされたマトン肉が入っています。そのまま食べられる、いわばポケットマトンです。

 ご家庭で食べる際には少し湯煎してから食べるとさらに美味しいです。

 今回リニューアルしたパッケージ、とても素敵な仕上がりになっているんです。只見町でマトンを販売しているお店の多くは、袋に入ったマトンを手渡すときに新聞紙にくるんでくれます。この新聞紙にくるまれて、食事が終わった後にゴミを片づけるときにその新聞紙を使ったりして重宝されているので、第一弾の「おつまみマトン」では実際に新聞紙をパッケージに使用して販売していました。

 今回は新聞紙の趣は残したまま、実は包装紙を使用しています。表面は只見町の郷土史研究家の飯塚恒夫さんが著した「只見とっておきの話 只見でマトンが食べられるようになった理由①②」を飯塚さんに了解を頂き一部抜粋して掲載しています。少し字が小さめですが、マトンが只見町で広く食べられるようになった理由が書かれている読み物になっています。また裏面は只見町出身で普段メーデルリーフの商品のイラストを手掛けてくれている方にお願いしてマンガを描いていただきました。いつも素敵なイラストをありがとうございます。中味だけでなく、包装紙も商品の一部になっています。そして何より、できるだけ無駄のないように、新聞紙を使ってマトン肉を渡していた只見町のお肉屋さんの思いを受け、商品や食品表示などのシールを使わず、包装紙にはめこんで作成しています。(今回も原田さんのアイデアです。スバラシイですね。)

 只見町のお土産として購入して食べるときに、包装紙に書かれた只見町でマトンが食べられるようになった理由を読んでいただくと、また違った味わいがあると思います。

 以前の商品は300円で販売していましたが、今回から420円で販売しております。現在は只見駅とBASEオンラインショップ、そして只見線の車内販売で販売しております。ぜひ一度ご賞味ください。


 ちなみに只見町で味付けマトンが買えるお店はこちら。数年前のご案内を使用しているので、営業時間や定休日、タレの価格は参考にしてお問い合わせください。お店ごとに使っているタレは違います。好みのタレを見つけてくださいね。



  なぜ、輸入されたマトン肉を只見町ではこんなに食べるのか、と疑問に思う人はぜひパッケージを読んでみてください。飯塚恒夫さんが実体験と取材で集めて書き記してくださったことに、改めてお礼を申し上げます。読んでみて、飯塚さんに色々お聞きして、その時代の只見の人のことが目の前に浮かんでくるようでした。どんな時代でも、もっと暮らしを良くしたい、もっと楽しく暮らしたいと思って行動した人がいたこと、皆が集まるとマトンを囲んで楽しんでいたこと、時代の流れによって畜産業が盛衰していったことを教えてくれます。

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