青虫のおやつ 発売によせて

 2022年5月末に新商品「青虫のおやつ」が発売されました。只見町の桑の葉パウダーが使われた甘くないクッキーです。桑の葉が入ったクッキーを初めて食べましたが、薄くてほんのり桑の葉の苦味もありとてもおいしいです。数量限定での販売となりますので、興味のある方はお早めに。今回の商品を製造してくださったのは、南会津町にある米粉のおやつ 菓子工房Sucre(シュクレ)さんです。南会津町にはシュクレさんのお菓子が購入できる自動販売機もあるので、お近くに行かれたらぜひ買ってくださいね。

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只見産発芽玄米粉と只見産の桑の葉パウダーを使用した、甘さの少ないクッキーです。「自然首都・只見」を掲げる只見町は自然の宝庫。尾瀬を源流としたお米はもちろんのこと、只見で育った野菜は美味しいと評判です。大地のエネルギーを吸い上げて6月中旬に桑の葉が育ちます。只見町は養蚕も活発に行われていましたが、今はなくなりました。桑の木はまだ残ってるので、これを使って商品を作りたいと思い「青虫のおやつ」ができました。名前の由来は、写真の説明文をご覧ください。一口噛めば桑の葉の香り、砂糖は控えめなのでおやつはもちろんのこと、おつまににも。ザクザクした食感で、春の香りがする焼き菓子です。製造元は、南会津町の米菓子工房シュクレさん。米粉のお菓子を製造販売しています。元々ファンだったので、今回お願いをして作って頂きました。今回は、数量限定ですのでお早めにどうぞ。また次回は、桑の葉が育ったころにまた発売予定です。<原材料>会津地鶏卵白・ 発芽玄米粉 ・バター・ グラニュー糖 ・桑の葉パウダー・ ゲランドの塩栄養成分表示(15枚あたり)エネルギー 182kcalたんぱく質 5.1g脂質    7.7g炭水化物  22.4g食塩相当量 0.4g(推定値)※発送する際緩衝材を敷きますが、歯触りのよい焼き菓子の為、割れる場合があります。 ご了承ください。

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 さて、この青虫のおやつですが、パッケージを見て、思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 2006年から2020年まで、只見町にあった昭和漫画館「青虫」のイラストです。かつて教会だった建物を改築し、移住されてきた高野行央さんが個人で運営していた青虫は、貸本漫画を中心に、12000冊の漫画を所蔵し、私設の開架式図書館としては国内最大の図書館でした。


 高野さんが生涯をかけて集めた漫画が館内に収められ、教会の雰囲気はそのままに、多くの方々に来ていただいた青虫は、現在は閉館となり静まり返っています。

 青虫のサイトには、高野さんの食事を紹介する「青虫のえさ」というページがありました。近所の方が野菜を持っていくと喜んで食べていた高野さん、毎年雪まつりには青虫として花火を上げ、10年記念の花火も上げてくれました。

 メーデル社員の原田さんと酒井は二人とも、かつて只見町観光まちづくり協会に勤務していた時、漫画の描き方教室を青虫で開催し、講師として漫画家の永野のりこ先生とみなもと太郎先生が青虫に来てくださいました。残念ながら高野さんは亡くなられましたが、青虫の建物を見るたびに、懐かしく思い出されます。

 高野さんをご存知の方も、初めて知ったという方も、青虫こと、高野さんが只見町に住んでいたことを覚えておいていただけたら嬉しいです。

 昨年の桑の葉はもうないのですが、今年また桑の葉を収穫したら、随時販売してまいりますので、ぜひご賞味ください。個人的には発売日は青虫にちなんで2022年6月4日と覚えておきたいと思っています。

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