只見町の坂田区にて

 今年度、福島県南会津地方振興局で主催する南会津関係人口づくり事業をメーデルリーフが企画し取り組んでいます。

 今年度会場になっているのが、只見町坂田区です。只見町坂田区はここら辺です。


只見駅から車で20分(冬だと30分)ほど南会津町に向かって、布沢区に行く手前が坂田区です。坂田区民の皆さんに協力していただき、現在オンラインでの交流会を開催しています。

第1回は12月21日、クリスマス前に初めてのオンライン交流会を開催しました。

当初集まらなかったらどうしよう、と思っていましたが、30名近い参加申し込みを頂き皆さんと坂田区の方と画面上で初顔合わせをしました。


1回目は、まずは只見町、坂田区ってどんなところなんだろう?の紹介を動画と写真、そして坂田区の方にも説明や案内をしてくださいました。イノシシなどが坂田にも出没し、田畑が荒らされているために区でお金を出して狩猟免許(わな)を取得したりしていること、秋田犬を飼っている人がいること、干し柿を自分で作っている人、などを紹介しました。

 そして2回目は1月12日に再びオンライン交流会を開催しました。今日もですが、12日は風が強くて吹雪の中、坂田区の方がどれくらい集まってくれるかな、と心配していましたが、無事に開催できました。

 2回目は事前に「冬の味覚」を参加者の皆さんにお送りし、当日紹介しながら一緒に食べていただこうという内容で開催しました。今回も25名の参加者がオンラインで参加してくださいました。




 今回お送りしたのは凍み餅、干し柿、あめとしぼりかす、そして南郷トマトジュースでした。南郷トマトジュースは市販品ですが、それ以外は今回のために譲っていただいたり作っていただいた非売品のため、参加者は初めて食べたという感想や、見た目と味が違っていて、予想よりもずっと美味しい!などの感想をいただきました。

 今回は作った方のお話を直接聞いたり、質問に答えたりして交流ができました。

また、町教育委員会の事業の一つ、只見学について教育委員会の方が紹介してくださり、実際の検定の問題を皆さんに挑戦していただく場面もありました。オンベで焼いて食べるとよいのは何?数え年六歳の書き初めに書くのは何?大正時代には東京や大阪に出荷していた只見の山菜って何?など初級問題に取り組んでいただきました。

 1時間という時間で交流をしながら、まずは人を知り、地域を知ってかかわりを持つこと、そこに住んではいないけど、その地域のために何かできることがあれば協力する人、地域を思ってくれる人を増やしていくのが今回の事業の目標です。

 坂田区の集落は40世帯余り。草刈り作業や雪ほりなど、実は個人の暮らしでも地域の活動も大変になってきているところを、大変だからやめよう、ここを引っ越そう、とはならないように、それぞれ協力しながら住み続けられるように、関わる人を増やして一緒に楽しみながら活動ができるように、こうした取り組みがきっかけとなっていけばよいと思います。

 

 ご参加いただいた皆さま、お忙しい中ありがとうございました。今日も坂田は(只見は)雪です!

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